サッカー天皇杯 新型コロナウイルス対応で日程を緩和

サッカー天皇杯 新型コロナウイルス対応で日程を緩和
日本サッカー協会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてJリーグの公式戦が中断されていることを踏まえ、天皇杯、全日本選手権でJ1のチームの初戦を2回戦から4回戦に変更するなどして、シーズン通しての日程の緩和に協力することを決めました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今月中の公式戦の延期を決めたJリーグは、今後、東京オリンピックによる中断期間もあることから、今シーズンの試合日程が過密になることが想定されています。

こうした中、日本サッカー協会は14日理事会を開き、今シーズンの天皇杯の大会方式を変更して、シーズン通しての日程の緩和に協力することを決めました。

具体的には、2回戦が初戦となっていたJ1とJ2のチームのうち、J1の18チームは4回戦から出場、J2のうち昨シーズンの成績が上位だった10チームは3回戦からの出場に変更するということです。

そして、当初、天皇杯の試合が予定されていた日に延期となったJ1やJ2の試合を組み込むことができるようにしたということです。

天皇杯は、5月23日と24日に1回戦が始まり、来年の元日に決勝が行われる予定です。