競泳 五輪代表選考会 期間短縮し無観客で開催

競泳 五輪代表選考会 期間短縮し無観客で開催
日本水泳連盟は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東京オリンピックの代表選考会として来月行われる競泳の日本選手権を大会期間を短縮したうえで、観客を入れずに開催することを決めました。
競泳の日本選手権は東京オリンピックの代表内定を決める一発勝負の選考会として、東京・江東区の東京アクアティスクセンターで行われます。

日本水泳連盟では新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、13日、都内で臨時の常務理事会を開き、大会の開催方法について協議しました。

その結果、感染拡大のリスクを減らすため、予定していた来月1日からの8日間だった大会期間を2日からの6日間に短縮するほか、最大で1万5000人を見込んでいた観客を入れず、会場への入場を選手や関係者のみにかぎって開催することを決めました。

また、大会期間の短縮に合わせて準決勝のレースをなくし、予選と決勝の2つのレースで代表選考を行う方向で調整するということです。

日本水泳連盟の坂元要専務理事は「選手たちは選考レースに向けて合宿に入っているので、最悪でも無観客で大会は実施したいと思っていた。会場を満席にして記録をどんどん出してほしいという気持ちだったが残念だ」と話していました。