ネットでマスク闇取引か あすからの転売禁止を前に

ネットでマスク闇取引か あすからの転売禁止を前に
品薄となっているマスクの転売が15日から禁止されますが、インターネット上では別の商品を装ってマスクを売る「闇取引」とみられる商品も出始めていて、サイトの運営会社は「禁止行為と確認されれば利用を制限する」と注意を呼びかけています。
このうちフリマアプリ大手のメルカリのサイトでは13日、「ホッチキスの芯10個入り20ケース」と表示された商品が12000円で出品されていました。
説明欄には「コロナの影響であまりました」などと書かれ、サイトの利用者から「女性用のSサイズはありますか?」という質問に対し、出品者は「女性用表記はありませんがSサイズはあります」と回答していました。商品はその後、削除されています。

品薄状態が続くマスクは、15日から仕入れ価格よりも高値で転売する行為が禁止されることになっていて、これを前にインターネット上の通販サイトやフリマアプリの運営会社は、相次いでマスクの出品を禁止しています。

メルカリでは手作りのマスクやほかの商品との抱き合わせも含め全面的に出品を禁止しているということで、「不適切な取り引きが疑われる場合は、入手経路を確かめ、商品を削除するなどの対応を取る。禁止行為が確認されれば利用を制限することもあるので絶対にやめてほしい」と注意を呼かけています。