スキージャンプW杯 今シーズンの残りの大会 すべて中止へ

スキージャンプW杯 今シーズンの残りの大会 すべて中止へ
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、スキージャンプのワールドカップは男女ともに今シーズンの残りの大会がすべて中止されることになりました。
これは、国際スキー連盟が12日、発表しました。

連盟によりますと世界的な新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴って各国で相次いで入国停止などの措置が発表されていることから、今月中にノルウェーやロシアで予定されていた男女のジャンプのワールドカップをすべて中止するということです。

この結果、男子のエースの小林陵侑選手は個人総合3位、女子のエースの高梨沙羅選手は総合4位で今シーズンを終えることになりました。

また、スロベニアで予定されていた男子のフライング世界選手権も来シーズンに延期されることになり、日程については今後、議論するということです。

国際スキー連盟は「選手や大会関係者、そして観客の健康は、すべてにおいて優先事項だ」とコメントしています。