小池知事 新型ウイルス対策で安倍総理に財政支援などを要望

小池知事 新型ウイルス対策で安倍総理に財政支援などを要望
東京都の小池知事は安倍総理大臣と会談し、新型コロナウイルスの対策で国が果たすべき役割を緊急に講じるとともに、都を含めたすべての地方自治体の費用負担について、国が確実に財政支援することなどを要望しました。
東京都の小池知事は12日、総理大臣官邸で安倍総理大臣と会談し、新型コロナウイルスの水際対策や医療・検査体制の確立、学校の一斉臨時休校に伴う影響への対策などで、国が果たすべき役割を緊急に講じるよう求めました。

そのうえで、東京都を含めた、すべての地方自治体が対策のために使った費用について、国が確実に財政支援することなどを要望しました。

これに対し、安倍総理大臣は「感染の拡大を防止し、医療体制をしっかりと整え、経済への影響を最大限緩和していく政策を進めていくうえで、国と地方が協力していくことが不可欠だ」と応じました。

会談のあと、小池知事は記者団に対し「国と地方がしっかりと連携していくことが重要で、安倍総理大臣にも、ご理解いただいたと思う」と述べました。