法相答弁 立民 安住氏「対応なければ本会議に出席できない」

法相答弁 立民 安住氏「対応なければ本会議に出席できない」
森法務大臣が「東日本大震災の際に、福島県いわき市から検察官が最初に逃げた」などと答弁したことに、野党側は反発していて、政府・与党から誠意ある対応がないかぎり、すべての国会審議に応じられないという認識で一致しました。

立憲民主党の安住国会対策委員長は会派の代議士会で、「『東日本大震災の際に、検察官が最初に逃げた』などと答弁した人を法務大臣にしているのはどういうことなのか、安倍総理大臣に聞きたい。与党側が、森法務大臣の政治的責任をきちんと明確にするなり、われわれが納得できる対応をするなりしないかぎり、本会議に出席することはできない」と述べました。

山尾氏 法案に反対する意向

これに対し、立憲民主党の山尾志桜里衆議院議員が発言を求め、「重大な法案であり、野党の議員も本会議に出席して国民に賛否を披露することが大切だ」と主張しました。

そのうえで山尾氏は「法案の内容や対応の決め方について、オープンでしんしな議論の場が少なく、民主的でなかった。非民主的な方法で賛否が決められた法案には賛成できず、反対する」と述べ、会派で決定した法案に賛成するとした方針に反して反対する意向を明らかにしました。