神奈川県内に住む40代と20代のいずれも女性の２人が、新型コロナウイルスに感染していることが新たにわかりました。

神奈川県と藤沢市によりますと、新たに感染が確認されたのは、藤沢市に住む会社員の40代の女性と大学生の20代の女性の合わせて２人です。

同居する母親と娘だということです。

このうち、40代の母親は２月28日に発熱とけん怠感があり、３月６日に医療機関を受診した際は異常は見つかりませんでしたが、翌日の７日にせきの症状があり、９日に「帰国者・接触者センター」に連絡したうえで、10日検査を行ったところ感染がわかり、そのまま入院しました。

一方、20代の娘は２月29日にけん怠感があり、３月１日に発熱とせきの症状が出て、３月10日に検査したところ感染が確認され、そのまま入院したということです。

２人の症状はいずれも軽いということで、県や藤沢市では母親から娘に感染したのではないかとみています。

また母親は、３月２日藤沢市から羽田空港の直通バスを往復で利用していたということで、藤沢市ではこれまでの２人の行動歴などを詳しく調べることにしています。