成田空港 ターミナルの店舗 臨時休業や営業時間の短縮

成田空港 ターミナルの店舗 臨時休業や営業時間の短縮
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、航空機の運休や減便が相次いでいる成田空港では、ターミナルビル内の店舗が臨時休業や営業時間の短縮を始めました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、成田空港では11日の到着便が、香港やマカオを含む中国からが12便、韓国からは3便にとどまるなど、運休や減便が相次いでいます。

空港会社は、営業時間などについてターミナル内の店舗とあらかじめ契約を交わしていますが、今月6日、感染拡大を防ぐため、臨時休業や営業時間の短縮を認める連絡を出しました。

これを受けて、ターミナルビル内にある315の店舗のうち、12店舗が11日から臨時休業に踏み切ったほか、186店舗は営業時間を短縮しました。

空港会社によりますと、ターミナルビルの店舗の先月の売り上げは去年の同じ時期の3分の2ほどに落ち込み、その後も悪化傾向が続いているということです。

成田空港会社リテール営業部の酒巻和由マネージャーは「影響の規模はまだ分かりませんが、マイナスなのは間違いありません。サービスの維持と感染拡大防止のバランスを取りながら対応していきたい」と話していました。