エジプト旅行の夫婦が感染 同じツアーに感染者 千葉 松戸

エジプト旅行の夫婦が感染 同じツアーに感染者 千葉 松戸
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先月末にエジプト旅行をした千葉県松戸市の夫婦が新型コロナウイルスに感染していたことが、新たに確認されました。同じツアーに参加していた高知県に住む60代の女性も感染が確認されていて、千葉県は感染経路などを調べています。
千葉県によりますと、新たに感染が確認されたのは、松戸市に住む70代の男性と60代の女性の夫婦です。

この夫婦は、先月21日から28日にかけて、ツアーでエジプト旅行に出かけ、行程にはナイル川を航行するクルーズ船への乗船などが含まれていました。

帰国後、夫は今月1日に37度8分の熱が出て、7日には県内の医療機関を受診して肺炎と診断され、抗菌薬と漢方薬を処方されたということです。

その後も症状が続いたため9日、帰国者・接触者相談センターに連絡したあと、別の医療機関に救急搬送されて検体を採取した結果、ウイルスへの感染が判明しました。

また妻も、今月1日に38度台の熱が出ていったん熱は下がりましたが、10日、検体を採取し、感染していたことが分かりました。

現在は、夫が38度7分の熱、妻がせきと鼻水、息苦しさがあり、2人とも入院しているということです。

夫婦が参加したエジプト旅行のツアーでは、日本からのガイドを含めて7人が一緒に過ごし、このうち高知県の60代の女性もウイルスに感染していたことが明らかになっています。

千葉県内の感染者は、これで25人となりました。