ホンダ 中国 武漢の自動車工場 1か月半ぶりに生産再開

ホンダ 中国 武漢の自動車工場 1か月半ぶりに生産再開
新型コロナウイルスの感染者が最も多い中国 武漢で、ホンダは自動車を作る工場の生産を11日から再開しました。生産の再開は、およそ1か月半ぶりのことです。
武漢にあるホンダの自動車工場では、11日から一部の従業員が出勤し、生産設備の状況を確認しながら生産を再開しました。

当面は、通常より大幅に少ない台数の生産になるとしています。

当初、春節の大型連休が明ける先月上旬から生産を再開する計画でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大による地方政府の通知を受けて生産の停止が続き、再開はおよそ1か月半ぶりのことです。

また日産自動車は生産を停止している湖北省襄陽と河南省鄭州の工場について、今週中の生産再開を目指して準備を進めています。

日産の工場が生産を再開すれば、中国にある日本の自動車やトラックメーカーの工場はすべて再開することになります。

ただ、多くの工場では生産が再開できても従業員の出勤や部品の調達の状況を見ながらの生産が続いていて、本格的に生産が回復するにはなお時間がかかる見通しです。