新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校で、給食がなくなったことによる貧困家庭への影響を懸念する声が出ていることについて、萩生田文部科学大臣は、参議院文教科学委員会で、学校の調理場などを利用して昼食の提供に取り組んでいる事例などを紹介していく考えを示しました。

この中で、萩生田文部科学大臣は「学校施設を利用して昼食を提供する取り組みを行っている自治体もある。実施例を紹介してほかの地域でも展開していけるよう努力したい」と述べ、学校の調理場などを利用して昼食の提供を行っている事例などを紹介していく考えを示しました。

そのうえで「地域の実情やニーズに応じて対応を判断してもらい、実施する際は、子どもたちが密集しないよう感染予防にも細心の配慮をお願いしたい」と述べました。