千葉 市川 臨時休校を春休みまで延長 新型コロナウイルス

千葉 市川 臨時休校を春休みまで延長 新型コロナウイルス
千葉県市川市は新型コロナウイルスへの市内での感染拡大を受けて、今月12日までとしていた小中学校などの臨時休校を春休みまで延長することを決めました。
千葉県市川市は新型コロナウイルスの感染者と同じスポーツクラブを市内の小学校の教職員4人が利用していたとして、国の要請に先立ち、先月28日から61の市立の小中学校などを臨時休校としました。

臨時休校は今月12日までの予定でしたが、市内での感染者が千葉県全体の半数近くに当たる11人に上っていることから、市は住民の不安が大きいとして、休校を今月25日まで延長し、そのまま春休みに入ることを決めました。

自宅での待機が難しい子どもについては、平日の午前8時半から午後3時まで出勤した教諭が状況を見守ることを決めたほか、グラウンドを開放できる日を設定するなど、休みが長引くことへの対策を検討しているということです。

一方、図書館などおよそ200の施設については25日まで休業を続けるということです。

10日の記者会見で市川市の村越祐民市長は「万全を期すために、しばらく現在の態勢を続ける必要があると判断した」と説明しました。