国営公園で宴会伴う花見は自粛を 感染予防で要請 国交省

国営公園で宴会伴う花見は自粛を 感染予防で要請 国交省
新型コロナウイルスのさらなる感染拡大を防ぐため、国土交通省は、全国にある国営公園で宴会を伴う花見を自粛するよう要請しました。
国土交通省が管理する国営公園は全国に17あり、東京 立川市と昭島市にまたがる昭和記念公園や、大阪と京都にまたがる淀川河川公園、それに茨城県のひたち海浜公園などを中心に、桜の名所として知られていて、お花見のシーズンは、多くの人でにぎわいます。

しかし、ことしは新型コロナウイルスのさらなる感染拡大を防ぐ必要があることから、国土交通省は、すべての国営公園において飲食を伴った宴会を自粛するよう、利用者に対して要請するほか、公園内での売店の設置やお酒の販売を見合わせることになり、9日までに、全国の地方整備局に対して通知を出しました。

一方、公園の営業は引き続き行うとして、散策しながらお花見を楽しむ場合、利用者にはマスクを着用してもらうなど、感染拡大の防止を呼びかけることにしています。