埼玉で40代男性の感染確認 東京・中野区のスーパーに勤務

埼玉で40代男性の感染確認 東京・中野区のスーパーに勤務
埼玉県は、県内の40代の男性が新型コロナウイルスに感染したことを新たに確認したと発表し、今後、行動歴や濃厚接触者などについて詳しく調べることにしています。
新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、埼玉県富士見市に住む40代の会社員の男性です。

埼玉県によりますと、男性は今月3日の深夜に38度台の熱があったため、4日、医療機関を受診し、薬を服用したあといったん平熱になりました。

しかし、その後、熱が39度台まで上がったため再び受診したところ肺炎の症状が見つかり、8日になって感染が確認されました。

県内の医療機関に入院する予定で容体は安定しているということです。

男性は発熱して以降、会社を休んでいましたが、先月26日から1泊2日の日程で札幌市を訪れていたということで県は行動歴や濃厚接触者について詳しく調べることにしています。

埼玉県内で発表された新型コロナウイルスの感染者はこれで7人となりました。

埼玉県で感染確認の男性1人 スーパーの従業員

東京都などに店舗を展開するスーパーマーケットの「サミット」と埼玉県によりますと、新型コロナウイルスの感染が8日確認された埼玉県富士見市に住む40代の男性会社員は、東京 中野区の「サミットストア東中野店」に勤務する従業員だということです。

この従業員について、埼玉県は、今月3日の深夜に発熱したと発表しましたが、「サミット」のホームページによりますと、先月22日から今月3日まで、休日を除く合わせて7日間、東中野店の総菜作業場で製造や売り場での品出しなどを行っていたということです。

男性は勤務中はマスクを着用し、手洗いや手や指の消毒を徹底していたということです。

また、「サミット」は、東中野店を8日から休業にしていて、消毒作業を行うほか、濃厚接触の可能性のある従業員を自宅で待機させているということです。