国立循環器病研究センター 看護師感染で外来休診 大阪

国立循環器病研究センター 看護師感染で外来休診 大阪
大阪・吹田市にある国立循環器病研究センターは、非常勤の看護師が新型コロナウイルスに感染していたことを受け、今月13日まで外来の診療を休診すると発表しました。
国立循環器病研究センターでは非常勤の看護師として勤務していた50代の女性が6日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

この看護師は別の医療機関でも勤務していて、今月2日に対応した患者の感染が確認されたことから、接触者の1人として検査が行われたということです。

発熱や肺炎などの症状はないということです。

この看護師は、国立循環器病研究センターで今月3日と4日に産婦人科で外来診療の補助を行っていました。

センターでは看護師と接触した患者31人と職員32人を接触した日から2週間、外出を控え、自宅待機するよう要請するとともに、2階の外来エリアを消毒するため今月13日まで、すべての外来診療を休診することを決めました。

入院している患者の診療や、救急対応は通常どおり行うということです。

国立循環器病研究センターは、心臓病や脳卒中などの循環器の病気を専門に扱う、国内に6か所ある高度専門医療研究センターの1つで病床数は550床です。