感染拡大 週末の各地で催しに影響が…

感染拡大 週末の各地で催しに影響が…
愛知県稲沢市で、7日から毎年恒例の「梅まつり」が始まりましたが、ことしは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、特産品の販売を取りやめるなど、規模を縮小しての開催となっています。

恒例の梅まつりは規模縮小…

愛知県稲沢市の「愛知県植木センター」には、およそ100種類、200本余りの梅が植えられています。

センターでは、遅咲きの梅が見頃を迎える中、7日から毎年恒例の「いなざわ梅まつり」が始まり、訪れた人たちが、写真を撮ったり花の香りを楽しんだりしていました。

ことしの「梅まつり」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、特産品の販売や屋外ステージでのイベント、それに最寄りの駅と会場を結ぶシャトルバスの運行をとりやめるなど、規模を縮小しての開催となっていて、会場の一角には消毒液が置かれていました。

会場を訪れていた70代の夫婦は、「毎年、屋台のおいしいものを食べに来るので残念ですが、梅の香りをじっくりと楽しめたのでよかったです」と話していました。

「いなざわ梅まつり」は7日と8日の2日間開かれます。

ボートレース 観客の声援なく…

新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと岡山県倉敷市は運営するボートレース場で7日から観客を入れずにレースを行っています。

観客を入れない措置を始めたのは倉敷市にある「ボートレース児島」です。観客を入れずにレースを行うのは昭和27年の開場以来初めてで、場内の舟券の販売所はすべて閉じられ、舟券は電話とインターネットのみで受け付けました。

ふだんは、ファンの声援があふれる観客席もがらんとしていて、ボートのエンジン音とアナウンサーの実況だけが会場に響いていました。

市によりますと、観客を入れずに行うのは今月12日までの合わせて72レースの予定で、この間当初は、8億円程度の売り上げを見込んでいましたが、3割から4割、減少する可能性があるということです。

倉敷市ボートレース事業局の豊田浩二参事は、「感染拡大防止のためにしかたがないが、競艇場での臨場感を味わってもらえないのは残念だ」と話していました。

秋田犬に会えず… 

秋田県大館市は、人気の観光施設「秋田犬の里」について、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、7日から当面、臨時休館することを決めました。

県内で新型コロナウイルスに感染した患者が初めて確認されたことを受けて、大館市では6日午後10時から緊急の対策会議を開きました。そしてJR大館駅前にある観光施設「秋田犬の里」を7日から当面臨時休館とすることを決めました。施設では、職員が臨時休館となったことを知らせる紙を建物や駐車場の入り口に貼りだしていました。

「秋田犬の里」は、秋田犬の魅力を伝えようと大館市が去年4月に開きました。秋田犬と触れ合えるコーナーなどが人気を集め、これまでに30万人以上が訪れています。

施設を訪れた千葉県の69歳の男性は「休館は残念ですが、しかたないと思います。再開したときにもう一度訪れてゆっくり見学したいです」と話していました。

大館市の福原淳嗣市長は「これまでも秋田犬との触れ合いを取りやめるなど対策はしてきたが、県内で初の感染者が出たことを受けて休館を決めた。どうか理解していただきたい」と話していました。