中国・韓国から羽田への運航8日以降取りやめ 全日空 日本航空

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、政府が中国と韓国に対する水際対策の強化を打ち出したことを受けて、全日空と日本航空は、8日以降、中国や韓国から羽田空港に到着する便について、運航の取りやめを決めました。
新型コロナウイルスの水際対策として、政府は、中国と韓国からの旅客機が到着する空港を成田空港と関西空港に限定するよう要請しました。

これを受けて全日空と日本航空は、中国路線の北京、上海、広東省広州、香港、それに韓国・ソウルから羽田空港に到着する便の運航の取りやめを決めました。
路線によって取りやめる期間は異なりますが、全日空は最長で今月8日から28日まで、日本航空は中国路線で今月9日から3日間、ソウル便で、今月9日から6日間としています。

このうち日本航空は、ソウル路線がなくなることから臨時便として成田とソウルを結ぶ合わせて6便の運航を決めています。

航空各社は、引き続き運航スケジュールの対応を検討していくということで、ホームページなどで最新の運航情報を確認するよう呼びかけています。