大阪府は、６日夜、府内で新たに13人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。全員が集団感染が起きたとみられる大阪市内のライブハウスを訪れていた人やその家族などでした。

大阪府によりますと、新たに感染が確認されたのは、20代から60代までの男女13人です。

このうち８人は、集団感染が起きたとみられる大阪・北区のライブハウスのコンサートに先月19日、または23日に客や関係者として訪れていました。

また４人は、ライブハウスを訪れた人の家族や同僚のほか、このライブハウスを訪れたことがありすでに感染が確認されている人が受診した医療機関の職員です。

もう１人は、集団感染が起きたとみられる大阪・都島区の別のライブハウスを訪れた客の60代の母親だということです。

さらに、今月４日に感染が確認された50代の男性が、大阪・北区のライブハウスを客として訪れていたことも新たにわかりました。

大阪府は「ライブハウスの情報が公開されたことで、受診や検査につながっている」としています。

大阪府内で感染が確認された人は31人となり、府は感染している人の行動などをたどる調査を徹底するとしています。