新型コロナウイルス ブータンで初の感染確認

新型コロナウイルス ブータンで初の感染確認
ブータンの首相府は6日、新型コロナウイルスに感染した人が国内で初めて確認されたと発表しました。
発表によりますと、感染が確認されたのはアメリカから訪れている76歳の観光客で、3月2日にインド東北部のアッサム州から空路で入国したということです。

入国した時点では健康状態に問題はなかったということですが、その後、発熱やせきなどの症状が出たため検査をしたところ新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。

現在この観光客のほか、一緒に入国した人や運転手、それにガイドも隔離されているということです。

また、これを受けてブータン政府は今後2週間、観光客の受け入れを停止したり、首都ティンプーなどにある学校を休校にしたりする措置をとりました。