映画館 臨時休業や“1席空けてチケット販売”のところも

映画館 臨時休業や“1席空けてチケット販売”のところも
新型コロナウイルスの感染拡大の防止に向けて、映画館では一部の劇場で臨時休業したり客が隣どうしにならないように、原則として1席空けてチケットを販売したりする動きが出ています。
このうち、「イオンシネマ」を展開するイオンエンターテイメントは、国内に91ある劇場のうち、北海道、千葉県、愛知県、それに大阪府の一部の合わせて9つの劇場について、7日から今月15日まで臨時休業します。営業再開は、現時点では今月16日を予定しています。

イオンエンターテイメントでは、これらの劇場を休業する理由について、クラスターと呼ばれる感染者の集団が発生したとみられる場所に近いと判断したためとしています。このほか、6日予定していた神奈川県座間市の劇場のオープンも延期しました。

また、「109シネマズ」を展開する東急レクリエーションは6日から、国内の19の劇場で客が隣どうしにならないように、原則として1席空けてチケットを販売します。家族連れやカップルでも1席空けてしか購入できないということで、新型コロナウイルスの感染拡大は映画館の営業にも影響を与えています。