アメリカ 東海岸でも感染者増加 全米で対策急務に

アメリカ 東海岸でも感染者増加 全米で対策急務に
アメリカでは、首都ワシントンに隣接する東部メリーランド州で新型コロナウイルスの感染者が新たに確認され、州内に非常事態宣言が出されました。感染者は西海岸にとどまらず、大都市が連なる東海岸でも増え始めており、全米で感染拡大の防止が急務となっています。
東部メリーランド州のホーガン知事は5日、記者会見を開き、首都ワシントンに隣接するモンゴメリー郡で、70代の夫婦と50代の女性の合わせて3人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。

これに合わせてホーガン知事は、感染拡大を防ぐ対策を速やかにとれるよう、州内に非常事態宣言を出すとともに、日本円で10億円余りの緊急予算を組むことを明らかにしました。

アメリカCDC=疾病対策センターの集計では、4日までに全米で少なくとも99人が感染し、10人の死亡が確認されており、西部ワシントン州やカリフォルニア州ではすでに非常事態宣言が出されています。

一方、東海岸でも、ニューヨーク州やフロリダ州など7州で感染者が確認され、このうち、ニューヨーク市では、地下鉄などの公共交通機関で定期的に消毒が行われるなど警戒が高まっています。

CDCは、医師の同意があれば呼吸器系の症状がある患者は新型ウイルスの検査を受けられるようガイドラインを改定しましたが、検査を行う施設や資材の準備が全米に行き渡っておらず、態勢の整備が急務となっています。