欧州株式市場 値下がり 新型ウイルス感染拡大による警戒感で

欧州株式市場 値下がり 新型ウイルス感染拡大による警戒感で
5日のヨーロッパの株式市場は、各地で新型コロナウイルスの感染が増えたことによる警戒感から、株価は値下がりしました。
5日のヨーロッパの株式市場は、イタリアだけでなくフランスやドイツなど各地で感染者の数が一段と増えたことなどから経済に与える影響への懸念が強まり、株価は値下がりしました。

主な市場の株価指数の終値は、前日と比べて、パリ市場でおよそ1.9%、イタリアのミラノ市場でおよそ1.8%、ロンドン市場でおよそ1.6%、ドイツのフランクフルト市場でおよそ1.5%、それぞれ下落しました。

市場関係者は「投資家の間ではヨーロッパの中央銀行が景気の下支えに向けて、アメリカのFRBに続いていつ、どのような形で金融緩和策を打ち出すかに関心が集まっている」と話しています。