山口の感染男性 大分で女性従業員感染の飲食店利用

山口の感染男性 大分で女性従業員感染の飲食店利用
今月3日、山口県で初めて新型コロナウイルスへの感染が確認された男性が、先月、出張先の大分市で、女性従業員の感染が確認されている飲食店を利用していたことがわかりました。市はこの飲食店で感染が広がった可能性もあるとみて、引き続き詳しく調べています。
山口県では3日、下関市に住む40代の会社員の男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、県と市などが調査にあたっています。

市などによりますと、この男性は発症前、九州に複数回、出張していて、先月20日には30代の女性の従業員が新型コロナウイルスに感染していることが確認された大分市内の飲食店を利用していたことがわかったということです。

男性は、夜に知人と合わせて3人でこの店を訪れておよそ2時間滞在し、その日は、感染が確認された従業員の女性も出勤していたということです。

下関市は感染との因果関係はまだわからないとしていますが、この飲食店で感染が広がった可能性もあるとみて、感染ルートや濃厚接触者について引き続き詳しく調べています。