相模原 新たに2人感染確認 福祉事業所の利用者家族

相模原 新たに2人感染確認 福祉事業所の利用者家族
新型コロナウイルスの感染者が相次いで確認されている相模原市で、50代の男女2人の感染が新たに分かりました。2人は集団感染が起きている市内の民間福祉事業所の利用者それぞれの家族だということで、市が詳しく調べています。
相模原市によりますと、新たに新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、いずれも50代の市内に住む男性と女性で、集団感染が確認されている市内の民間福祉事業所に通う利用者の家族です。

この福祉事業所では、先月27日に20代の男性職員の感染が確認されて以降、利用者3人と職員2人の感染がすでに明らかになっていて、事業所に関係のある感染者の確認はこれで8人となります。

男性はすでに感染が確認されている女性の利用者の兄で、同居はしていませんが、週に3日から4日は身の回りの世話をしていたということで、今月29日に発熱の症状があり、今後入院するということです。

また女性は、検査で陰性となった利用者と同居する母親で、症状はなく外出を控えているということですが、先月29日まで別の市内の福祉事業所で働いていたということで、市は利用者や同僚に濃厚接触者がいないか調べ、検査を行うことにしています。