休校の子ども 自然の中で預かり アウトドア関連企業が無料で

休校の子ども 自然の中で預かり アウトドア関連企業が無料で
新型コロナウイルスの感染拡大で多くの学校が臨時休校となる中、宇都宮市のアウトドア関連の企業が開放的な自然の中で子どもたちを無料で預かって、遊びや勉強をしてもらう取り組みが始まりました。
この取り組みはアウトドア体験の企画や運営を行っている宇都宮市の企業が、今週から小学生を対象に無料で始めたもので、5日は10人が参加しました。

この企業が借りている私有地の森の中で午前9時から午後3時まで決められた時間割に沿ってプログラムが行われ、子どもたちは自主学習の時間は、切り倒された木を机やいすの代わりにして問題集などに集中して取り組んでいました。

また自由時間には、ハンモックに横になったり木登りをしたりしてのびのびと過ごしていました。

参加した小学3年の男の子は、「わくわくしました。自然と一緒に遊ぶ感じが楽しかった」と話していました。

男の子の父親は、「突然の休校で、子どもの過ごしかたを考えるのが大変です。学校で味わえない体験ができるよい環境です」と話していました。

エム・アール・ピーの増渕隆宏社長は、「子どもたちには、遊びたい、体を動かしたいという気持ちがあると思うので、ぜひ利用してほしい」と話していました。