休校中の子どもたち預かって大学生が学習支援 滋賀

休校中の子どもたち預かって大学生が学習支援 滋賀
新型コロナウイルスの感染拡大で学校が休校となる中、大津市では、子どもたちを預かって大学生が勉強を教える教室が開かれています。
この教室は、大津市で学生の就職活動を支援している会社が、大学生に呼びかけて3日から開いています。

ふだん企業情報を提供しているスペースが教室で、小学生から高校生までの児童と生徒を有料で預かります。

5日は小学1年生から中学3年生までの5人が集まり、体温の確認などをしたあと、就職活動中の大学生から勉強を教わっていました。

中学3年の男子生徒は、「高校受験を控え学校で勉強できないのは残念ですが、ここでみんなと勉強できるから頑張れる」と話していました。

小学生の娘を預けた母親は、「急に休校が決まって、仕事をどうしようか不安だった。娘も楽しく通っているようでほっとした」と話していました。

教室を企画した会社の竹林竜一社長は、「仕事を休めない親は大変だと思うので、地域の企業として少しでも力になれたらうれしいです」と話していました。