ギリシャでの聖火リレー 中学生の派遣中止 愛知の姉妹都市

ギリシャでの聖火リレー 中学生の派遣中止 愛知の姉妹都市
愛知県稲沢市は、姉妹都市提携を結んでいるギリシャのオリンピア市で、今月12日に始まる東京オリンピックの聖火リレーに、市内の中学生18人を派遣する予定でしたが、ギリシャでも新型コロナウイルスの感染者が出ていることから中止することを決めました。
愛知県稲沢市は、ギリシャのオリンピア市と姉妹都市提携を結んでいて、これまでに夏と冬、合わせて5回のオリンピックで中学生たちが聖火リレーに参加しています。

今回は中学2年生18人が派遣されることになり、今月8日に中部空港を出発し、12日にオリンピア市で始まる聖火リレーに参加する予定でした。

しかし、ギリシャでも新型コロナウイルスの感染者が出ていて、4日夜、オリンピア市から「市の周辺でも感染者が確認され、学校が休校になったり遺跡や博物館などの施設も閉鎖になったりする」と連絡があったということです。

こうした状況から稲沢市は5日、今回の派遣を中止することを決め、参加する予定だった中学生や保護者に説明することにしています。