滋賀県で初の感染確認 60代男性 新型コロナウイルス

滋賀県で初の感染確認 60代男性 新型コロナウイルス
滋賀県大津市の60代の男性が、県内で初めて新型コロナウイルスに感染したことが確認され、県が感染ルートなどの把握を進めています。
新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、大津市の60代の男性です。

滋賀県によりますと、男性は、先月24日に寒気などを感じ、翌日には38度を超える発熱があったため市内の医療機関を受診しました。

その後も発熱が続き、同じ医療機関を4回受診しましたが原因が分からず、4日になって紹介を受けた市内の別の医療機関が肺炎を疑い、県衛生科学センターでウイルス検査が行われ、5日、陽性と確認されました。

滋賀県内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは初めてで、これで近畿地方の2府4県のすべてで感染者が確認されたことになります。

県によりますと、男性は、大津市内の病院に入院していますが、現在は快方に向かっているということです。

男性は、妻と暮らしていて、いったん平熱に戻った先月27日に2時間ほど勤務先に出勤していたということです。

男性に渡航歴はなく、滋賀県は、感染ルートや濃厚接触者の状況について把握を進めています。