映画「007」新作の公開を延期 感染拡大の中で

映画「007」新作の公開を延期 感染拡大の中で
新型コロナウイルスの感染が広がる中、映画「007」シリーズの新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開が、当初予定されていた4月から、ことし11月に延期されることになりました。
映画の公式サイトでは「世界の映画市場の状況を慎重に検討した結果だ」などと説明しています。

映画の公開をめぐっては、コロナウイルスの影響ですでに多くの映画館が閉鎖されている中国や、感染が広がるイタリアや韓国でも興行収入が大きく落ち込むという指摘が出ていたほか、ファンの間からは、映画を見に来る人たちの健康を優先し公開を延期してほしいという声があがっていました。

今回の新作は、俳優のダニエル・クレイグさんがジェームズ・ボンドを演じるのが最後になるということで注目されていました。