イスラエル ヨーロッパ5か国からも入国禁止に 感染拡大で

イスラエル ヨーロッパ5か国からも入国禁止に 感染拡大で
中東のイスラエルは4日、ヨーロッパでの新型コロナウイルスの感染拡大を受け、フランス、ドイツ、スペイン、オーストリア、スイスの5か国に過去14日以内に滞在していた外国人の入国を禁止すると発表しました。
イスラエルはすでに日本や中国などアジアを中心とする8つの国と地域を対象に、同じ入国禁止の措置を打ち出しています。

イスラエル国内では現在、イタリアから帰国した人など12人の感染が確認されています。

イスラエル政府は国際会議や5000人以上のイベントを開催することを禁止することやあいさつの際の握手をやめることも呼びかけていて、ネタニヤフ首相は会見で「私たちはすでに世界的な大流行を意味する『パンデミック』の最中にいる。イスラエルは当初から過剰なほどの対策を実践してきたおかげで比較的、感染拡大を抑え込めている」と述べて厳しすぎるとの声も出ている対策に国民の理解を求めました。