卓球の国際大会 新型コロナウイルス検査で選手に陽性出ず開催

卓球の国際大会 新型コロナウイルス検査で選手に陽性出ず開催
カタールで行われている卓球の国際大会は、日本やイタリアなどから出場する選手たちを対象に新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べるPCR検査が大会前に実施されました。検査で選手たちから陽性の結果は出ず、大会は予定どおり開催されています。
国際卓球連盟が主催するワールドツアー、カタールオープンは3日から競技が始まりました。

大会関係者によりますと、開幕前日の2日、カタール政府と国際卓球連盟などが日本やイタリア、シンガポール、香港、エジプトの5つの国と地域の選手やスタッフおよそ80人を対象にPCR検査を実施したということです。

検査で陽性の結果が出た選手やスタッフはいなかったということで、大会は予定どおり、3日から競技が行われています。

この大会には、日本から伊藤美誠選手や張本智和選手など東京オリンピックの代表に内定している選手たちが出場します。また強豪の中国の選手も出場しますが、中国選手は1か月ほど前からカタールに滞在して練習を続けていて、すでにおよそ50人の選手やスタッフがPCR検査を受けた結果、いずれも陽性の結果は出なかったということです。