鉄道各社 車両の窓を開けて運行も 新型ウイルス感染防止対策

鉄道各社 車両の窓を開けて運行も 新型ウイルス感染防止対策
k10012313461_202003041704_202003041707.mp4
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、全国の鉄道事業者ではラッシュ時を中心に窓を開けて運行したり、乗客に向けて窓を開けて車内換気に協力を求めるアナウンスをしたりする取り組みが広がっています。
新型コロナウイルスを巡っては国の専門家会議で、屋内の閉鎖的な空間において至近距離で一定時間交わることによって感染のリスクが高まるなどと指摘されていて、全国の鉄道事業者でも新たな対策を始めています。

このうち東京メトロでは、ラッシュ時などを中心に混雑が確認された際には、駅員が車両の窓を開けてまわるという取り組みを4日から始めたということです。

また、東武、小田急、相鉄、西武、京王、東急の6社では、乗客に向けて窓をあけて車内換気に協力を求めるアナウンスを行っているということです。

鉄道各社によりますと、こうした取り組みは利用者から車内の換気を求める声が相次いだことなどを受けて始めたということで、協力と理解を呼びかけています。