東京五輪 聖火採火式は規模縮小 新型ウイルスの影響で

東京五輪 聖火採火式は規模縮小 新型ウイルスの影響で
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今月ギリシャで行われる東京オリンピックの聖火の採火式は予定どおり実施するものの、前日のリハーサルを無観客にするなど規模を縮小することになりました。
これは3日、ギリシャオリンピック委員会が発表しました。

それによりますと、今月12日にギリシャのオリンピアで行う東京オリンピックの聖火の採火式や、ギリシャ国内での聖火リレー、それに19日にアテネで行う聖火の引継式は予定どおり実施するとしています。

一方で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、式典に参加する関係者の規模を大幅に減らすとともに、採火式では前日11日のリハーサルを無観客にするほか、IOC委員や大会組織委員会、それに姉妹都市の関係者などが集まる昼食や夕食時の会合は中止するということです。

ギリシャオリンピック委員会は、今後もギリシャ当局と連携して新型コロナウイルスの感染状況を確認し、採火式の対応を検討するとしています。

東京オリンピックの聖火リレーは、このギリシャでの採火式からスタートし、現地では日本人最初のランナーとしてアテネオリンピック女子マラソンの金メダリスト、野口みずきさんも参加する予定になっています。