東日本大震災の追悼式 ことしは取りやめへ ウイルス感染拡大で

東日本大震災の追悼式 ことしは取りやめへ ウイルス感染拡大で
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、政府が、今月11日に予定していた東日本大震災の追悼式を取りやめる方向で最終調整を進めていることがわかりました。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、政府は、東日本大震災の発生から9年となる今月11日に開催する「東日本大震災九周年追悼式」について、参列者の規模の縮小や、感染の防止措置をとって開催する方向で調整していました。

こうした中、安倍総理大臣は先週大規模なスポーツや文化イベントなどを、当面中止か延期、または規模を縮小するよう要請し、サッカーのJリーグや、大相撲春場所、プロ野球のオープン戦などで自粛の動きが広がりました。

政府は、追悼式を開催するかどうか、改めて検討した結果、今は感染拡大を防止するため極めて重要な時期だとして、取りやめる方向で最終調整を進めています。