東京オリンピック予定どおり開催を強調 IOCバッハ会長

東京オリンピック予定どおり開催を強調 IOCバッハ会長
IOC=国際オリンピック委員会の定例の理事会が3日、スイスで始まり、感染が拡大する新型コロナウイルスの東京オリンピックへの影響が懸念される中、バッハ会長は冒頭で「東京大会を成功に導く準備のための理事会だ」と述べ、オリンピックを予定どおり開催する姿勢を強調しました。
IOCの理事会は本部のあるスイスのローザンヌで3日、始まりました。

会議の冒頭でバッハ会長は、集まった理事たちを前に「2020年東京オリンピックを成功に導く準備のために春の定例理事会を開きたい」と述べ、感染が拡大する新型コロナウイルスの東京オリンピックへの影響が懸念される中、大会を予定どおり開催する姿勢を改めて強調しました。

理事会は非公開で行われますが、新型コロナウイルスについても話し合いが持たれる見通しで、2日目の4日に東京大会の組織委員会から準備の状況について報告を受けることになっています。

会議の終了後、日本時間の5日早朝にはバッハ会長が記者会見を開く予定です。