スーパーでは総菜や弁当を強化 外出控え自宅で食事増える

スーパーでは総菜や弁当を強化 外出控え自宅で食事増える
新型コロナウイルスの感染を防ぐため外出を控えて自宅で過ごす人が増えていることから、スーパーでは総菜や弁当の品ぞろえを強化しています。
新型コロナウイルスの影響で全国の小中学校などで臨時休校が始まったほか、外出をできるだけ控えて自宅で過ごす人が増えています。

こうした動きを受けて食品スーパー大手の「ライフコーポレーション」では、店頭で販売する総菜や弁当の量を通常より1割から2割ほど増やしています。

東京・千代田区の店舗では多くの人が弁当や揚げ物などを買い求め、中には小学生の子どもを連れて買い物に訪れる人の姿も見られました。

総菜の売り場では衛生面に敏感になっている消費者に配慮して、揚げ物や焼き鳥などを並べる容器に透明のふたをつけて買い物客が自分でふたを開いて商品を選ぶように変更したということです。

小学生の子どもを連れて買い物に来ていた女性は「昼ごはんまで作るのは大変なので、総菜を利用できると助かります」と話していました。

別の女性は「昼は子どもとそばを作るので、天ぷらを買いにきました。毎日同じメニューでは飽きるので、さまざまな総菜を利用させてもらいます」と話していました。

ライフコーポレーション広報課の小川啓さんは「この前の週末は、特に多くの方が総菜を買いに来ました。状況を見ながら、ニーズに合わせた商品展開をしていきたい」と話しています。