信用保証融資に旅館や飲食など40業種を追加 中小企業支援で

信用保証融資に旅館や飲食など40業種を追加 中小企業支援で
新型コロナウイルスの感染拡大で、幅広い業種の中小企業に影響が出ていることから、政府は借入金を80%保証して金融機関からの融資を受けやすくする制度の対象に、新たに旅館や飲食など40の業種を加え、資金繰りを支援することに決めました。
この制度は「セーフティネット保証5号」と呼ばれ、売り上げなどが前の年の同じ時期と比べて5%以上減少している中小企業の借入金を、各地の信用保証協会が通常とは別枠で2億8000万円を上限に80%保証します。

制度を利用できる業種は政府によって指定されていますが、政府は3日新たに旅館やホテル、それに飲食など40の業種を追加で指定することを決めました。

各地の信用保証協会は、3日から事前の相談に応じ、今月6日から申請の受け付けを始めるということです。

ほかにも売り上げなどが前の年の同じ月と比べて20%以上減少し、状況がより深刻な中小企業は、業種にかかわらず借入金の100%を保証する制度もすでに実施されていて、政府は中小企業の資金繰りを手厚く支援することにしています。