参院予算委 きょうも新型ウイルス対応めぐり論戦続く

参院予算委 きょうも新型ウイルス対応めぐり論戦続く
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新年度予算案を審議している参議院予算委員会では3日も、安倍総理大臣とすべての閣僚が出席して質疑が行われ、新型コロナウイルスへの対応などをめぐって与野党の論戦が続きます。
参議院予算委員会では2日、新年度予算案の実質的な審議が始まり、新型コロナウイルスへの対応などをめぐって論戦が交わされ、安倍総理大臣は全国の小中学校などの臨時休校について改めて理解を求めました。

自民党の二階幹事長は「異常な事態に直面し、国全体の責任を担う総理大臣としての重い決断だ。全面的に支持したい」と述べました。

一方、立憲民主党の福山幹事長は「安倍総理大臣は場当たり的で、危機感がない。非常に残念で、憤りに似た思いだ」と述べました。

参議院予算委員会では3日も安倍総理大臣とすべての閣僚が出席して基本的質疑が行われるほか、4日は安倍総理大臣らが出席して一般質疑が行われることになっています。

与党側は、新年度予算案の早期成立に向けて、来週10日に専門家から意見を聞く公聴会を開くなど着実に審議を進めたい考えです。

これに対し、野党側は新型コロナウイルスへの政府の対応などについて徹底して追及する方針で与野党の論戦が続きます。