東京オリンピック 野球の最終予選 6月に延期 感染拡大で

東京オリンピック 野球の最終予選 6月に延期 感染拡大で
東京オリンピックの野球の出場権をかけて、来月、台湾で開催される予定だった「最終予選」が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で6月に延期されました。
これは、WBSC=世界野球ソフトボール連盟が発表しました。

東京オリンピックの野球に出場する最後の1枠をかけた「最終予選」は、来月1日から5日まで台湾での開催が予定され、日本代表の稲葉篤紀監督も視察を行う考えを示していました。

しかしWBSCは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて台湾の野球団体や保健当局と協議した結果、大会を延期することを決め、6月17日から21日に開催することになったと発表しました。

東京オリンピックの野球は6チームが出場する予定で、開催国の日本のほか、去年9月のヨーロッパ・アフリカ予選を勝ち抜いたイスラエル、去年11月の「プレミア12」で2位の韓国と3位のメキシコの4チームがすでに出場権を獲得しています。

「最終予選」には台湾、オーストラリア、中国、オランダ、さらに今月下旬にアメリカ・アリゾナ州で開かれる「アメリカ大陸予選」で出場権を逃した、2位と3位のチームの合わせて6チームが出場する予定です。