「就活」と「コロナ」「中止」 ツイッター上で使用頻度上昇

「就活」と「コロナ」「中止」 ツイッター上で使用頻度上昇
新型コロナウイルスの感染拡大で就職活動関連の大規模なイベントをはじめ、企業の説明会も相次いで中止や延期となり学生の間に不安が広がっています。こうした状況はSNSにも反映されていて、ツイッター上では「就活」とともに、「コロナ」や「中止」、「影響」といったワードの使用頻度が上昇しています。
今の大学3年生、来年春に卒業する学生の就職活動は、政府が決めたルールで企業による学生への説明会が3月からとなっています。

NHKでは、2月、1か月間のツイッターの投稿を分析したところ、「就活」という単語が含まれるツイートは少なくとも40万件と去年10月以降で最も多くなりました。
特にツイートが増えたのが月末で、大手就職情報サイトの「リクナビ」に続いて、2月26日に「マイナビ」が3月15日までの合同企業説明会の中止を決めると1日で2万3000件を超える投稿がありました。2月では最も多い投稿数でした。

また、ツイッター上で使用されるワードに注目してみると、「就活」とともに、「コロナ」という単語が使われるケースが急上昇していました。

さらに「就活」、「コロナ」とともに、「中止」や「影響」、「イベント」や「説明会」といったワードが頻繁に使われています。

この時期の投稿では、「説明会とかのイベントも中止になってるし就活どうなっちゃうんだろう」「中止は賢明だし分かるんだけども、将来がどんどん見えなくなってく不安がすごくて」「コロナなのは分かるけど、こっちも必死なんやって!」など、新型コロナウイルスの就職活動への影響を不安に感じる声が広がっていました。