新型コロナウイルス 対策本部欠席の3閣僚を注意

新型コロナウイルス 対策本部欠席の3閣僚を注意
新型コロナウイルスの感染拡大で、安倍総理大臣は、政府の対策本部を欠席した3人の閣僚を、菅官房長官を通じて注意したことを明らかにしました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、政府は2月16日に対策本部を開きましたが、小泉環境大臣、森法務大臣、萩生田文部科学大臣は地元の行事などに参加するため、対策本部を欠席しました。

参議院予算委員会で、安倍総理大臣は3人の閣僚への対応を問われ「対策本部は急な決定だったが、こうした時期に鑑み菅官房長官を通じて注意をした」と述べました。

また、大規模なイベントなどの開催の自粛を要請した2月26日に、地元で政治資金パーティーを開いた秋葉総理大臣補佐官は、直接注意したことも明らかにしました。

一方、西村経済再生担当大臣、竹本科学技術担当大臣、北村地方創生担当大臣の3人は、2月25日に政府の基本方針が示されたあと、自民党の衆議院議員のパーティーに出席していました。

西村大臣は「今思えば、主催者側にどういう感染防止の対応をとっているのかなど確認すべきだった」と述べました。