新型ウイルス 教諭が感染の中学校で消毒作業 千葉

新型ウイルス 教諭が感染の中学校で消毒作業 千葉
教諭が新型コロナウイルスに感染していることが確認された千葉市の中学校では、2日から専門の業者による消毒作業が始まりました。
消毒作業が始まったのは、先月、60代の女性教諭が新型コロナウイルスに感染していることが確認された千葉市花見川区の公立中学校です。

千葉市教育委員会は、この中学校を先月25日から休校にしていますが、2日から消毒が始まり、委託を受けた千葉県ペストコントロール協会の担当者12人がマスクやゴーグル、防護服を着て作業に当たりました。

業者によりますと、2日は窓を開けて換気をしたのち玄関や職員室、教室など教諭が立ち寄った場所について、床や机の上などを中心にアルコールや次亜塩素酸ナトリウムを使って拭き取りや噴霧を行ったということです。

消毒作業は3日まで行われる予定です。

一方、千葉市は生徒や教職員などについて健康観察を続けていますが、現時点で症状の出ている人はいないとしています。

この中学校は今月4日まで休校の予定でしたが、その後の国の要請を受けて今月16日までの延長が決まっていて、千葉市教育委員会は「引き続き感染拡大防止に努めるとともに子どもたちには手洗いうがいなどを徹底し、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけてほしい」としています。