参院 サーモグラフィー設置 訪問者の体温測定 感染対策

参院 サーモグラフィー設置 訪問者の体温測定 感染対策
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、参議院では、熱がある訪問者が入館しないよう体温を測定するサーモグラフィーが設置されました。
参議院では、傍聴を希望する人や議員らとの面会で訪れる人たちの体温を測定するため、本館や議員会館などの入り口3か所にサーモグラフィーが設置されました。

サーモグラフィーで発熱が見られた場合には訪問者を呼び止め、体調を確認するということで、議院運営委員会の理事らが設置に立ち会い、職員から説明を受けていました。

与党側の筆頭理事を務める自民党の大家敏志氏は記者団に「国民の不安を払拭(ふっしょく)するためには立法機能をきちんと維持することが重要だ。人が集まる国会から感染を拡大しないようにしなければいけない」と述べました。

国会では、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、参観を1日から今月15日まで中止するほか、傍聴については極力自粛するよう要請することにしています。