臨時休校で通学定期払戻し後日でも 鉄道各社が異例の対応

臨時休校で通学定期払戻し後日でも 鉄道各社が異例の対応
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、鉄道各社は小中学校や高校などの臨時休校で通学定期券の払い戻しに利用者が集中しないよう、後日申し込んでも最後に利用した日までの払い戻しに応じるなど異例の対応を始めています。
通学定期券の払い戻しについて、JR各社では有効期間が1か月以上残っている場合にかぎり認められ、窓口で申し込んだ日を基準に払戻額が計算されることになっています。

このため、小中学校や高校などの臨時休校を受けて29日以降、窓口に払い戻しを求める利用者の集中が予想されるということです。

JR各社や私鉄などでは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、申し込みの日にかかわらず、後日でも払い戻しに応じる異例の対応を始めていて、このうちJR東日本では最後に利用した日まで、福岡市地下鉄では手数料なしで、28日までの利用としてそれぞれ払い戻しに応じることにしています。

鉄道各社は「慌てることなく混雑を避けて窓口に来てもらいたい」と呼びかけています。