新型コロナウイルスの法整備 新型インフル特措法を参考に 首相

新型コロナウイルスの法整備 新型インフル特措法を参考に 首相
新型コロナウイルスの感染拡大を抑制し国民生活や経済に及ぼす影響を最小にするため、安倍総理大臣は新型インフルエンザの発生に備えて政府や自治体の対応方法を定めた特別措置法を参考に必要な法整備を早急に検討する考えを示しました。
新型コロナウイルスの感染拡大を抑制し、国民生活や経済に及ぼす影響を最小にするため、安倍総理大臣は27日、政府の対策本部で必要な法案を早急に準備するよう指示しました。

これに関連して安倍総理大臣は28日の衆議院総務委員会で「『新型インフルエンザ等対策特別措置法』を参考に早急に検討する。早期に成立させなければならず、野党のご意見も伺い、ご協力をいただきたい」と述べ、新型インフルエンザの発生に備えて、政府や自治体の対応方法を定めた特別措置法を参考に、必要な法整備を早急に検討する考えを示しました。

また安倍総理大臣は中国からの入国拒否の措置について「感染拡大の状況が時々刻々と変化しており、入国拒否の対象地域をどう定めるかは感染者数の動向などを分析し、弾力的な措置を講じていきたい」と述べました。