臨時休校 ひとり親への影響大きい 弁護士が指摘

臨時休校 ひとり親への影響大きい 弁護士が指摘
自身も小学生の子どもをひとりで育てる島田さくら弁護士は、学校が長期間休校になった場合、特にひとり親への影響が大きいと指摘します。
島田弁護士は「ひとり親はふだんから子どもが熱を出したりした際に、仕事を休まざるを得ず、周りに迷惑をかけているという思いがある中で、学校の閉鎖によって長期間、休むとなると職を失うのではないかという不安が大きくなる。幼い子どもがいるひとり親は一度、職を失うと再就職がとても難しい」と話しています。

そのうえで「政府は企業に対して労働者が休みやすい環境をつくるよう求めているが、日本では多くが中小企業で経営に余裕はなく、企業努力だけに任せるわけにはいかない。休業した際の給料を補償する制度をつくるとか、親が休みやすい環境をつくるべきだ」と話しています。