感染拡大 営業続ける娯楽施設は…

感染拡大 営業続ける娯楽施設は…
新型コロナウイルスの感染拡大で、テーマパークの休園などが相次ぐ中、都内の娯楽施設のなかには感染防止の取り組みを行いながら営業を続けているところもあります。
このうち、東京 新宿区にあるボウリング場は、ふだんはサラリーマンの親睦会や学生の集まりなどで多く利用されています。

しかし、先月下旬以降、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、団体客を中心に1000人分の予約がキャンセルになったということです。

このボウリング場では、およそ260個あるボールすべてについて、1時間に1回程度、指を入れる穴をアルコール消毒するなどして感染防止に取り組んでいます。

しかし、相次ぐキャンセルの影響で、今月の売上は去年の同じ月に比べて、20%程度減少すると見込まれるほか、本来は会社の送別会などに合わせて利用者が増える3月も売り上げの減少を覚悟しているということです。
新宿コパボウルの尾見大輔総支配人は「3月はかき入れ時ですが、キャンセルは仕方がないと受け止めています。終息するのが何か月先かわかりませんが、それまで耐えるしかありません」と話しています。