聖火リレーのスタート式典 規模縮小の方向で検討 感染拡大で

聖火リレーのスタート式典 規模縮小の方向で検討 感染拡大で
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会は、来月26日に福島県で行われる聖火リレーがスタートする際の式典について、規模を縮小する方向で検討に入ったことが分かりました。
東京オリンピックの聖火リレーは来月26日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」からスタートし、聖火ランナーが出発する際の式典には、組織委員会や政府、それに自治体の関係者など3000人規模が集まる見込みです。

こうした中、組織委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて大勢が密集することを避けるため、式典の規模を縮小する方向で検討に入ったことが、関係者への取材で分かりました。

検討の中では、規模を1000人以下に抑える意見もあるということです。

また来月20日に聖火がギリシャから宮城県に運ばれてきた際の到着式についても、参加する小学生の数を減らすなど規模を縮小する可能性があるということで、組織委員会は、今後の感染の広がりなどを見極めながら対応することにしています。