日本病院会会長「判断するための情報がないことが問題」

日本病院会会長「判断するための情報がないことが問題」
全国およそ2500の病院で作る日本病院会の相澤孝夫会長は「医師が、症状などから疑いがあると判断しても、相談センターにはなかなか電話がつながらず、つながっても検査をしてもらえないという状況が続いている。病院がしっかりと対応できなければ心配になった患者さんが別の医療機関に行って感染を広げてしまうおそれもある。少なくとも医師が必要だと判断した場合は検査ができるようにしてもらいたい」と話しました。
そして、「現場には検査に余裕があるのかどうかの情報が入ってきていない。病院は必要があればなんとか努力して診療にあたるが、それを判断するための情報がないことが問題だと感じている」と指摘しました。