新型コロナウイルス 学校現場でも感染を防ぐ対策

新型コロナウイルス 学校現場でも感染を防ぐ対策
新型コロナウイルスの感染の広がりを防ぐため、北海道や千葉県市川市は、すでに小中学校の臨時休校を決めました。ほかの地域の学校も、感染の予防に取り組んだり、卒業式などのイベントを見直したりしています。
東京 多摩市の青陵中学校は生徒たちに専用のカードを配付して、朝晩の体温や体調不良の有無、家族に発熱症状のある人がいないかなどを毎日、記入してもらい、健康状態の把握に努めているということです。

また、校内では手洗いやうがいの徹底を呼びかけるとともに、学校を訪れる保護者や配達業者には、手をアルコールで消毒するよう要請しているということです。

中学2年の男子生徒は「感染が広がっているのは怖いです。いつもより手洗いをしっかりして予防するしかないと思います」と話していました。

この中学校では、来月の卒業式の縮小や部活動の練習試合の自粛などを検討しているということで、千葉正法校長は「これからの入学式や修学旅行を控え、この状況が長期化することが心配ですが、子どもの学習が損なわれないよう、しっかり対応していきたい」と話していました。